focus on life あなたに見えた”LIFE”、あなただけの世界|THE 3RD AKASAKA INTERCITY AIR PHOTOCONTEST 2025 | 第3回 赤坂インターシティAIR フォトコンテスト2025

結果発表

第3回フォトコンテストも、たくさんのご応募をいただきまして、ありがとうございました。
厳正なる審査を行い、グランプリ1作品、準グランプリ4作品、nskreワーカー特選20作品、佳作多数を選出いたしました。
受賞作品は、赤坂インターシティAIR 2階 オフィスロビーにて約1ヵ月半、展示いたしました。

実施概要

●主催者挨拶

おかげさまで、赤坂インターシティAIRでのフォトコンテストは今年で3回目を迎えます。

第3回のテーマは「focus on life あなたに見えた“life”、あなただけの世界」。日常の中でふと心に湧き出る記憶や感情、そんな瞬間を鮮やかに捉え、写真という形で表現いただきました。添えられたコメントからは、その瞬間の想いや感覚だけでなく物語が垣間見え、新たな視点で作品を味わうことができると思います。ぜひコメントとともにご覧ください。

今年も日鉄興和不動産の管理ビルにお勤めの皆さまから、たくさんのご応募をいただきました。この場所で働く皆さまの視点から映し出された“life”にもぜひ注目してください。

●実施期間

募集期間:2025年3月17日(月)~2025年5月8日(木)
展示期間:2025年6月23日(月)~2025年8月2日(土)
展示案内(pdf)をご覧いただけます。

●審査員

写真家 山口 規子 氏
クリエイティブディレクター/プロダクトデザイナー 小野 直紀 氏

●主催

日鉄興和不動産株式会社

●後援

一般社団法人港区観光協会

フォトコンテストの詳細、応募要項はこちら

受賞作品

グランプリ

グランプリ
my life = 会話

yume_lux

10年同じ屋根の下で暮らしていてもお互い言葉は理解し合えない。
けれど見つめ合うと何故か会話しているように感じてしまう。
辛い時、悲しい時、そして嬉しい時、見つめ合って会話する時間が私は大好きだ。
この子が亡くなった今、この写真を見返すと、会話していた時のことを鮮明に思い出して心暖かくなる。

受賞者コメント
この度は、グランプリという大変光栄な賞をいただき、ありがとうございます。 受賞の知らせが来た時、驚きとともに感謝の気持ちでいっぱいでした。
今回の賞で、愛猫ちゃんとまた一つ、大切な思い出が作れたことが、一番嬉しいです。 グランプリという大変光栄な賞をいただき、改めてありがとうございます。
審査員コメント
  • 山口 規子 氏

    山口 規子 氏
    写真家

    なんともいえないこの猫の表情がいいです!何気ない日常の1コマですが、作者が敢えてこの瞬間を切り撮ったことに深い意味が伺えます。今は亡き猫との10年間の暮らしの中で、作者が培ってきた猫との信頼関係、悲しい時も辛い時も、楽しい時もすべてをさらけ出し、お互いに支え合ってきたことなど、作者をまっすぐ見つめる猫の目、猫の瞳の中に映る作者からひしひしと伝わってきます。「言葉は通じなくても、目を見ればわかる」まさにそれです。少し斜めに捉えた構図は、画面全体に動きをもたらし、また背景をぼかすことにより、より一層2人(?)の関係が引き立った表現です。作者の猫への愛と慈しみや、お互いに会話しているような空気感など、人間と猫という種を超えた愛の世界を表現しています。作者にしか撮れない唯一無二の素晴らしい作品です。

  • 小野 直紀 氏

    小野 直紀 氏
    クリエイティブディレクター/
    プロダクトデザイナー

    写真は単なる記録ではなく、心の動きがにじむものだと思います。写真をとおして生まれる作者自身の内的変化こそが、写真の強度につながるのではないかと考えています。審査全体をとおして、技巧や演出よりも、そうした変化がにじみ出た写真に、より強く惹かれました。本作には、生命、生涯、生活といった「LIFE」という言葉の多層的な意味が凝縮されており、作者と被写体のあいだに交わされた「言葉のない会話」が確かに感じられます。何気ない瞬間の写真ですが、作者にとって、きっとかけがえのない一枚になっているのではと想像しました。

準グランプリ

my life = ニコイチ
my life = ニコイチ
母が着ていたタートルネックの中に子がもぐり込み、母と子がひとつになって顔を出し、じゃれ合いながら笑い合う。
その瞬間、ふたりの心が一つに溶け合い、無邪気な愛と温もりが溢れ出す。
my life = 蓄積する想い
my life = 蓄積する想い
京都市出町柳を夜歩いていて見つけた風景。
それは不要なゴミのはずなのに、整然と積み上げられて、まるでアートのようだった。
まるで捨てられずに貯まっていく日々の想いを、なかなか捨てられない人生のようなオブジェに見えたので、写真におさめました。自分も溜め込むタチなので…。
my life = finding
my life = finding
公園で遊ぶ娘を見たら、地面と一体化してて笑いました。
my life = 散歩
my life = 散歩
いつもと違う道(東京)を歩いていると、住宅街に、遊び散らかした形跡に遭遇。備え付けの看板から、さまざまな動物の場所取り合戦を彷彿とする場所であることは想像に難しくない。
でもそんなことは些細なことのよう。近隣の大人たちも子供のやることだからと、おおらかな空気管が心をポッと暖かくしてくれたシーンだった。

nskreワーカー特選

my life = take off
my life = take off
『やりたいことがあるうちは人は大丈夫』定年後の生き方に悩む僕らに卒寿の恩師は笑った。
獲物に向かって眼光鋭く飛び立つこの若いカンムリワシの如く、常に目標に向かって人生を駆けたい。
my life =家族
my life =家族
通い慣れたこの道で、確かな「生きる」を見つけた。
信号待ちの一瞬、立ち止まると、ふいに訪れた寂しさ。
君の顔が浮かぶたび、夜風に揺れる街の光も、温かさを増してゆくようで。
早く家に帰ろう。(秋葉原より)
my life = 生命力
my life = 生命力
ゴミ捨て場のゴミに生えた雑草たちの生命力に、自然の力を感じた
my life = challenge
my life = challenge
花粉光環をカッコよく!と思い、花粉症なのに成田へGO。太陽と航空機の延長線上の位置を予測し、何度も走ってやっと撮った1枚。航空機が未知の世界にchallengeするかのような絵が撮れました。
my life = adventure
my life = adventure
新たな景色を求めて、冒険する。怖くても、しんどくても、一歩ずつ進んでいった先に、絶景があると信じて。
my life = 動物愛>人間愛
my life = 動物愛>人間愛
両者ご満悦
my life = 静かな時間
my life = 静かな時間
毎年夏になると、不忍池にある蓮の花を見に行きます。
早朝にえいやっと起き上がり、頭をからっぽにして、出勤前に澄んだ空気を深呼吸。
自分は自分のままでいいんだと、ウェルビーイングで、穏やかな気持ちになれます。
my life = 一歩ずつ
my life = 一歩ずつ
仕事も生活も、一歩ずつ進んでいくしかないと感じる日々。たまにはジャンプアップもあるけれど、それは地道に積み重ねてきた軌跡があるからこそできるもの。この写真も、最初は何もわからない中、とりあえず撮ってみてを繰り返し、ようやく撮れたものです。
地に足つけて自分の足で歩いていく、という想いを込めた一枚です。
my life = Minority
my life = Minority
ふっとヒナギク達の中へ綺麗な桜が落ちて来ました
思わずパチリ
ヒナギク達の中で散ってもなお、際立っていました
ヒナギク達も太陽を浴びてキラキラ可愛い。
私はどっち側なんだろう どっちになりたいんだろう
と思ってしまいました
my life =  colorful
my life = colorful
葉桜の美しさを知った2025年
歳を重ねるってこういう事なのか〜って思う瞬間
散った桜が地面に敷き詰められる感じも好き
my life = 宇宙に魅せられて
my life = 宇宙に魅せられて
プラネタリウムに心を奪われた幼少期、宇宙物理を学んだ大学時代、衛星に関わる今。そんな宇宙に捧げてきた人生の一場面。
天文サークルの観望会で、双眼鏡越しに天の川を見つめる姿を写しました。静かに宇宙とつながる時間を記録しています。
my life = おはよう
my life = おはよう
豪雪地帯の朝。黄色い除雪車のおかげで今日が始まります。
my life = 芽吹き
my life = 芽吹き
被写体のガラスは、地震によって割れたもの。その破片を、それぞれに戻し、枯れてしまった植木鉢に置いた時
生命の気配を感じた。打たれても這い上がれる何かを感じた。
my life = random
my life = random
「これを撮りたい」で絵を作って撮る写真もいいですけど、ふらふら散歩して目に入った風景を切り撮るのも面白いですよね。偶発性は面白い。
これは鎌倉散歩後の江の島水族館の裏手です。
my life = 妻と四季を写すこと
my life = 妻と四季を写すこと
主観的に記憶される年月の長さは、
歳を重ねるほど短くなるそうだ。
1年の記憶を数日分しか持てないのであれば、
記録として写真をたくさん撮りたいと思う。
見返した時 二人で思い出話ができるように。
my life =  Reincarnation
my life = Reincarnation
人生は、輪廻転生のように常に変化し続け、成長し続けるプロセス。
どんど焼きでだるまを燃やすように、過去の自分を清め、次のステージへの再生が始まる。
人生の輪廻転生は、常に新しいスタートを切るための儀式であり、次の自分への挑戦だ。
my life = 桜
my life = 桜
花びらのマーブリング
今日のアート
my life = 1年生
my life = 1年生
とある駅のホームに垂れ下がる桜。それは、朝起きてそれぞれの日常へ向かう人たちをホームの上から見守りながら送り出す姿を持っている。学生は学校へ登校し、社会人は仕事へと向かい始める。そんな様々な1年生たちが集う瞬間を撮ってみた。満員電車は最初は大変だけど、慣れたらきっと成長するよ。
my life = ILove富士山&ILove海
my life = ILove富士山&ILove海
葉山からお天気のめっちゃ良い日に撮れた奇跡の写真
幸せすぎます。
ポジティブにしてくれる景色。
頑張ろうーーー って何を 笑笑
my life = 好奇心
my life = 好奇心
いいなと思ったものを、大事にしたい。この写真はGWに韓国の街中を歩いているときに、いいな!と思った路地です。あっ、これいいな!と思うものは、生活に潤いを与えてくれ、ちょっといい気分にしてくれる。自分がいいなと思うものを、そう自覚できることは幸せだと思います。自分のいいなに気づける人であり続けたいです。

佳 作

my life = 冒険

my life = 冒険

my life = 仲間

my life = 仲間

my life = 発見

my life = 発見

my life = 私と彼女の撮影ライフ

my life = 私と彼女の撮影ライフ

my life = 旅

my life = 旅

my life = 母の背中

my life = 母の背中

my life = play

my life = play

my life = Layer

my life = Layer

my life = 支える

my life = 支える

my life = 暇つぶし

my life = 暇つぶし

my life = これからの人生

my life = これからの人生

my life = (not) only my life

my life = (not) only my life

my life = 直感

my life = 直感

my life = photograph

my life = photograph

my life = 遊び心

my life = 遊び心

my life = つながり

my life = つながり

my life = sparkling

my life = sparkling

my life = where the night shines brighter than the day

my life = where the night shines brighter than the day

my life = walk

my life = walk

my life = 一瞬の輝き

my life = 一瞬の輝き

my life = 野鳥アンテナ

my life = 野鳥アンテナ

my life = still looking

my life = still looking

my life = coffee

my life = coffee

my life = 白杖と私

my life = 白杖と私

my life = 輝き

my life = 輝き

my life = gift

my life = gift

my life = 休息

my life = 休息

my life = 歳を重ねても

my life = 歳を重ねても

my life = beauty of nature

my life = beauty of nature

my life = loving

my life = loving

my life = 抗う

my life = 抗う

my life = losing sleep and hunger.

my life = losing sleep and hunger.

my life = Nature

my life = Nature

my life = everything l can see

my life = everything l can see

my life = beautiful

my life = beautiful

my life = jam session

my life = jam session

my life = カキツバタ

my life = カキツバタ

my life = 未来への歩み

my life = 未来への歩み

my life = もがき

my life = もがき

my life = mine

my life = mine

my life = with 保護猫ちゃん

my life = with 保護猫ちゃん

my life = 記憶

my life = 記憶

my life = 先の見えない未来に向かって挑戦し続けること

my life = 先の見えない未来に向かって挑戦し続けること

my life = 旅

my life = 旅

my life = night view

my life = night view

my life = moments

my life = moments

my life = 一期一会

my life = 一期一会

my life = わくわく

my life = わくわく

my life = カメラ

my life = カメラ

my life = 一歩一歩

my life = 一歩一歩

my life = my angel

my life = my angel

my life = 伸びる

my life = 伸びる

my life = ハムスター

my life = ハムスター

my life = pedaling

my life = pedaling

my life = challenge

my life = challenge

my life = 海

my life = 海

my life = trip

my life = trip

my life = 早朝

my life = 早朝

my life = spring

my life = spring

my life = 日常生活

my life = 日常生活

my life = 楽

my life = 楽

my life = 夕焼け

my life = 夕焼け

my life = パートナーと歩む道

my life = パートナーと歩む道

my life = 未完成

my life = 未完成

my life = 旅

my life = 旅

my life = 日常

my life = 日常

my life = 煌めき

my life = 煌めき

my life = 生命力

my life = 生命力

my life = 実家の椎の木

my life = 実家の椎の木

my life = 踏み出す

my life = 踏み出す

my life = 花を見て季節を感じたい

my life = 花を見て季節を感じたい

my life = 仕事休んだらこんな景色が待っていた

my life = 仕事休んだらこんな景色が待っていた

my life = 時宜

my life = 時宜

my life = 犬の笑顔

my life = 犬の笑顔

my life = small happiness

my life = small happiness

my life = 今しかない時間

my life = 今しかない時間

my life = 春の行楽は久しぶり

my life = 春の行楽は久しぶり

my life = 家族、恋人、友達

my life = 家族、恋人、友達

my life = たまに非日常

my life = たまに非日常

my life = break through

my life = break through

my life = おじいちゃんと孫

my life = おじいちゃんと孫

my life = 老いるショック

my life = 老いるショック

my life = 仕事帰りにケーキでも

my life = 仕事帰りにケーキでも

my life = photography

my life = photography

my life = 料理

my life = 料理

my life = pray

my life = pray

my life = your smiling

my life = your smiling

my life = 君の未来

my life = 君の未来

my life = 家族と記憶

my life = 家族と記憶

my life = 19.

my life = 19.

my life = 故郷

my life = 故郷

my life = history

my life = history

my life = 自然体

my life = 自然体

my life = 湖面の波

my life = 湖面の波

my iife = 旅

my iife = 旅

my life = 自由

my life = 自由

my life = 自分の人生

my life = 自分の人生

my life = colorful

my life = colorful

my life = love

my life = love

my life = Parenting

my life = Parenting

my life = Busy Life

my life = Busy Life

my life = my wife

my life = my wife

my life = our life

my life = our life

my life = family

my life = family

my life = my daughter's future

my life = my daughter's future

my life = kiss and cry

my life = kiss and cry

my life = 家族

my life = 家族

my life = 臥薪嘗胆

my life = 臥薪嘗胆

my life = そこにあるもの

my life = そこにあるもの

my life = Urban&Nature

my life = Urban&Nature

my life = 春の日

my life = 春の日

my life = 魂

my life = 魂

my life = 一期一会

my life = 一期一会

my life = 視 点

my life = 視 点

my life = 写真

my life = 写真

審査員プロフィール

山口 規子(やまぐち のりこ)

山口 規子(やまぐち のりこ)
写真家

栃木県生まれ。東京工芸大学短期大学部写真技術科卒業。文藝春秋写真部を経て独立。女性誌や旅行誌を中心に活動。透明感のある独特な画面構成に定評がある。「イスタンブールの男」で第2回東京国際写真ビエンナーレ入選、「路上の芸人たち」で第16回日本雑誌写真記者会賞受賞。近著に「トルタビ~旅して撮って恋をして♫~」や写真集「柳行李」「I was there.」「KIKORI木は長い夢を見る」など。その他、旅や暮らしに関する撮影書籍は多数。公益社団法人日本写真家協会 副会長

小野 直紀(おの なおき)

小野 直紀(おの なおき)
クリエイティブディレクター/プロダクトデザイナー

2008年博報堂入社。15年に同社内でプロダクト開発チームmonom(モノム)を設立。18年から5年間『広告』(発行:博報堂)の編集長を務めた。社外では家具、照明などのデザインを行うデザインスタジオYOY(ヨイ)を主宰している。
X:@ononaoki

審査会・授賞式レポート

過去最高の難易度ながら、応募は多数

「Life」はさまざまな意味を内包します。いのち、人生、暮らし、家族……、人によって捉え方はさまざまあるでしょう。そのため今回の募集では、写真作品に加えて100字のコメントも必須課題としました。余談ですが、企画当初は主催者側の間でも「ちょっと難しすぎるだろうか?」という懸念の声があがりました。しかし過去2回の成功が後押しとなり、これまでとは一線を画すための“挑戦”という意気込みで臨んだのです。
しかし募集を開始してみると当初の不安は外れ、応募総数はなんと230点。いずれも「Life」を感じる情熱的な作品が数多く集結しました。ご応募いただいた皆様には、この場を借りて深く御礼申し上げます。
そして5月某日、「グランプリ」「準グランプリ」「ワーカー特選」を選出するべく、最終審査会を開催しました。審査員にお招きしたのは、写真家で日本写真家協会副会長の山口規子氏、クリエイティブディレクターの小野直紀氏のお二人。ご多忙の合間を縫って、赤坂インターシティAIRの会議室へお越しいただきました。

審査員の山口規子氏(右)と小野直紀氏(左)。

「客観性」と「主観性」の両面で、徹底した審査を実施

最終審査においてとくに印象的だったのは、お二人の審査時のスタンスです。
山口氏は、終始にこやかに写真と向き合われていました。また、「ドキュメンタリー」という観点で作品を評価する姿勢は、まさに報道写真家ご出身ならでは。一方で小野氏は、鋭い眼差しで作品と対峙していました。100字コメントから作者の意図を汲み取る姿は、まるで作者の人生を追体験しているかのよう。

「他の人なら見過ごすような、“その人にしか撮れない写真”に注目しました」と語る山口氏。「コメントを通じて、撮る瞬間の気持ち、その後の自己変容などを感じ取りながら審査しました」と語る小野氏。

結果的に山口氏は作品に対する「客観性」を、小野氏は作者が訴える「主観性」を浮き彫りにする形で議論が繰り広げられます。そしてようやくすべての受賞者が決まったのは、開始から4時間が経過していました。

主催やスタッフもアシスタントとして加わり、議論が白熱する。

猛暑日の熱気にも負けぬ、熱い写真談義で盛り上がった授賞式

7月9日午後6時30分――。
外は昼間の猛烈な暑さが冷めやらぬなか、赤坂インターシティAIR3階の「FRANK BAR」にて授賞式を執り行いました。
主催者の池田智氏は挨拶で、受賞者の皆様へのお祝いの言葉とともに、「カメラというフィルターを通じて皆様の“Life”を表現いただき、審査する側としても楽しくワクワクしました」と審査時の感想を述べました。

主催者の池田氏は「focus on Life」というテーマの難しさと、受賞者の多様で素晴らしい作品に感謝を述べた。

審査員の山口氏は「作品は甲乙つけがたかった。ぜひこれからも写真表現を楽しんでください」と、受賞者へ熱いエールを贈られました。小野氏は、「100字コメントは面白い試み。 読み込むことで“なぜこれを撮ったのか”という心の機微を考えながら審査しました」と、コンテストの企画性にもご好評をいただきました。

受賞者の皆様にお祝いやエールを贈る山口氏と小野氏。

表彰式では受賞者の皆様に、賞品のお食事券と副賞の自身の作品をプリントしたフォトアクリルを進呈。その後、懇親会として立食形式の食事会を開催。受賞者の皆様同士での写真談義に花が咲き、たいへん和やかな雰囲気のうち無事に閉会の運びとなりました。

料理や写真談義を楽しむ受賞者の皆様。

「赤坂インターシティAIR フォトコンテスト」は、新たなステージへ――

当初、第3回は作品性と応募数ともに、難易度の高いコンテストになると予想していました。しかしいざ開催してみると、意欲的な作品が多数集まりたいへん充実したものとなりました。これにより、コンテストそのもののステージが一段上がったことを実感しています。 最後に、審査員お二人のご厚意で、最終選考時に受賞からこぼれた方のうちもっとも優秀だった作者様5名のお名前を掲載いたします。
shota.hawaii様、shiopipi__様、308_coffee_co様、hajime_hasegawa_21様、makotohonda.photography様

レポート写真

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